三笘薫とは?【プロフィール・基本情報】
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名前・年齢・出身地
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名前:三笘 薫(みとま かおる)
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生年月日:1997年5月20日(27歳 ※2025年現在)
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出身地:神奈川県川崎市
小学生時代から川崎フロンターレの下部組織に所属し、幼少期から高い技術を磨き続けてきた三笘選手。卓越したボールコントロールとスピードは、まさに少年時代からの積み重ねによるものです。
所属クラブ・ポジション
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所属クラブ:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド・プレミアリーグ)
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背番号:22
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ポジション:ウイング、主に左サイド
イングランド・プレミアリーグのブライトンでは、左サイドを主戦場に、鋭いカットインや仕掛けで攻撃の起点となっています。プレミア屈指のドリブラーとして、欧州中から高い評価を集めています。
日本代表での背番号・役割
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日本代表背番号:7番(大会や時期により変動あり)
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主な役割:サイドアタッカー、ドリブラー、チャンスメイカー

スピードとテクニックを兼ね備えたドリブル突破、そして局面を打開するアイデアと決定力で、日本代表の攻撃に欠かせない存在となっています。
三笘薫の経歴【幼少期〜現在まで】
幼少期・サッカーを始めたきっかけ
1997年5月20日、神奈川県川崎市で生まれた三笘薫選手。
サッカーを始めたのは、兄・三笘幸大さんの影響でした。
地元の少年団さぎぬまSCに所属し、小学生時代からボールタッチやドリブル技術を磨き続けます。当時から小柄で、身体能力で目立つタイプではなかったため、ボールコントロールで勝負するスタイルが自然と身についていきました。
その後、川崎フロンターレの下部組織に加入し、より本格的にサッカーへ取り組むようになります。
筑波大学時代
川崎フロンターレU-18ではトップ昇格の声もかかっていましたが、三笘選手はプロ入りを見送り、筑波大学への進学を選択します。この異例の決断には、自分のプレーをさらに磨きたいという強い思いがありました。
筑波大学体育専門学群では、サッカーの実戦に加え、フィジカル・スプリントトレーニング、戦術理解、ドリブルの理論的研究など、総合的なスキルアップに取り組みます。
さらに、卒業論文では「ドリブルの有効性に関する研究」をテーマに、自らの武器を科学的に分析。4年間で技術・身体・頭脳を徹底的に鍛え直したことで、三笘選手は世界に通用する選手へと成長を遂げたのです。
川崎フロンターレ時代
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2020年、満を持して川崎フロンターレのトップチームに加入。
1年目からJリーグで圧巻のパフォーマンスを披露し、30試合13ゴール12アシストという驚異的な成績を記録します。
俊敏なドリブル、鋭いカットイン、そして冷静なゴール前でのプレーは、日本国内でも圧倒的な存在感を放ち、ベストイレブンにも選出。
Jリーグを代表するアタッカーへと成長した三笘選手は、さらなる高みを目指して海外挑戦を決意します。
海外挑戦(ユニオンSG・ブライトン)
2021年、イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに完全移籍。
ただし、すぐにベルギー1部のユニオン・サン=ジロワーズへ期限付き移籍し、ヨーロッパでの経験を積みます。
ベルギーではリーグ戦27試合で7ゴール4アシストを記録し、攻撃の中心選手としてチームを牽引。その活躍が認められ、翌シーズンからブライトンに復帰します。
ブライトンでの活躍
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2022-23シーズン、プレミアリーグデビューを果たすと、三笘選手は持ち前のドリブルとスピードを武器に、強豪相手にも堂々と渡り合うプレーを披露。
リーグ戦では9ゴール6アシストという素晴らしい数字を残し、世界中の注目を集めました。
日本代表での活躍
三笘選手は日本代表でも重要な役割を担っています。
特に、2022年カタールW杯では、グループステージ第3戦のスペイン戦での「1mm残った奇跡の折り返し」が世界的な話題に。
途中出場から流れを変えられるジョーカーとしてだけでなく、スタメンとしても存在感を発揮。スピードと突破力で、日本代表の攻撃の起点として活躍し続けています。
これまでのタイトル・記録
【クラブ】
✅ 2020年 J1リーグ優勝(川崎フロンターレ)
✅ 2020年 Jリーグベストイレブン
✅ 2021年 ルヴァンカップ優勝(川崎フロンターレ)
【個人】
✅ プレミアリーグ月間最優秀ゴール選出(2023年1月)
✅ プレミアリーグ月間最優秀ゴール選出(2025年2月)
✅ 日本代表 2022年W杯メンバー選出
三笘薫のプレースタイルと強み
三笘薫プレー集
まずはプレー集を御覧ください。
最大の武器:世界屈指のドリブル突破
三笘薫といえば、やはりドリブルです。
特に、左サイドからの縦突破とカットインは特徴的なボールの持ち方から相手の動きに合わせて後出しで繰り出すことができることが魅力です。
ドリブルの特徴
✅ 相手との間合いをコントロール
✅ 一瞬の加速でDFを置き去りにするスプリント力
✅ 細かいボールタッチと重心移動でフェイントを駆使
✅ 内側にも外側にも仕掛けられる柔軟性
この間合いの駆け引きは、筑波大学時代に卒業論文のテーマとして研究したほど。
単なる感覚ではなく、理論と実戦を融合させた知的なドリブルが、世界でも高く評価されています。
圧倒的なスピードと加速力
三笘といえばその驚異的なスピードも魅力です。
川崎フロンターレU18時代に、トップ昇格を「プロ選手と自分の差はフィジカルにある」と断った三笘は筑波大学でその道のプロフェッショナルの力も借り、フィジカルベースの強化に取り組みました。
現在もフィジカルトレーニングは継続しており、プレミアリーグの精鋭たちのなかでも特にスピードが目立つ選手となっています。
ファーストタッチの精度
最近は注目される機会も増えましたが、三笘のファーストタッチ、すなわちトラップの精度は半端ないです。
難しいボールも簡単に止めてしまい、一瞬で仕掛けられる体制にもっていけるからこそ、彼のドリブルがより一層効いてくるのです。
戦術理解の高さと守備意識
三笘は攻撃面だけでなく、守備や戦術面でも高い評価を得ています。
✅ チームの守備ブロック形成に積極的に参加
✅ 攻撃でも積極的に味方を使う
✅ ポジション取りやプレスのタイミングの良さ
ドリブラーのイメージがありますが、三笘はむりな体制や状況では仕掛けず、味方を使います。だからこそ仕掛るときはより体制が整った状況で仕掛けられるのです。
ドリブルやトラップの「技」・スピードの「体」・戦術理解度や冷静さの「心」この心技体が揃ってるからこそ三笘はこの活躍ができるのです!
三笘薫の名言・心に響く言葉

自分自身が楽しんでいる時、自然体でプレーしている時が一番良いプレーができている

常に高い目標を意識して、それに向けて考え、準備して、チームに貢献しようと、全力でプレーする。

日本代表で活躍できなければ、それまでの選手ということです

たとえ得点に結びついても、そのプレーが実力かどうかは自分で判断しています

自分自身に満足できる部分はひとつもなく、伸びしろだらけ

試合がに向けて、逆算してやるべきことを計画していく

1年前の自分に何かいうなら「地道にやっていいぞ、これを継続していけばいい」と言いたい。

昨日より今日、今日より明日上手くなりたい

自分のステータス、実力を1日1日伸ばしていきたい
三笘薫 最新の移籍情報・噂 ⚽️
三笘薫をめぐる2025年夏の移籍市場では、欧州ビッグクラブを筆頭に複数クラブから関心を寄せられているという報道が相次いでいます。以下、主要な動きを整理します。
① バイエルン・ミュンヘン
ドイツ誌『キッカー』およびSky Sportsの報道によれば、バイエルン幹部がミトマの代理人と面談しており、本人も「非常に前向きな姿勢」を見せているとのこと。見込み移籍金は約5,000万ユーロ(約65億円)とされており、補強候補の一人とされています
② アーセナル
英『Football Transfers』などからの情報で、アーセナルが今夏ミトマ獲得を検討中とされています。特に左ウイングの強化候補として浮上しているもよう 。
ブライトンとの契約状況
三笘は2027年6月まで契約延長済で、クラブとしては即戦力として保持する意向を表明。
最新の報道でも、監督も「プレシーズンから起用予定」と明言しており、出したくはない選手でしょう。
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