「ロングキックが飛ばない」
「どうすればロングキックが
蹴れるかわからない」
そういった方に向けて本記事ではロングキックが飛ばない人にありがちな原因5選と練習方法について徹底解説します!
また動画でも解説しているので、動画で見たいと言う方は以下からYouTubeを御覧ください。
ロングキックが飛ばない・浮かない原因 (小学生にありがち!)
それではさっそくロングキックが飛ばない、浮かない原因について解説します。
ロングキックが飛ばない、浮かない原因① 手をはじめとする上半身を使えていない
小学生の選手に一番多いケースはこれです。足でボールを蹴るという関係上、足にばかり意識がいってしまっており、その結果として 手が身体についた状態でのキックなど上手に上半身を使えていないキックになってしまいます。
当たり前ではありますが足だけの力で蹴るより体全体のちからを利用してキックするほうがよりよい キックを蹴ることができます。
よく弓矢などに例えられますがこのように上半身と蹴り足を外に伸ばしたエネルギーをキック時に収束させることで より強いエネルギーをボールに与えることができます。
とはいえ、「手を意識しろ!」といったところですぐに適切な上半身の使い方をできる選手は少数です。 ですので以下の練習がおすすめです。
その場で蹴り足と手(上半身)を伸ばし収束させる。手と足をクロスさせるイメージで行いましょう。 こちらの動きで手を使えていない上半身と下半身を連動できていないという状況ですとバランスをとるのが難しくなります。
ですので自然にバランスをとることで上半身の使い方を身体が覚え、それをボールを蹴る際にも落とし込むことができるのです。
僕の個人レッスンを受けてくれた選手もこちらのトレーニングを行って結果、うまく上半身を使ってキックできるようになりました。ぜひやってみてください!
ロングキックが飛ばない、浮かない原因② ボールの下を蹴れていない
ボールを遠くに飛ばす、浮かして蹴るためには ボールの下を蹴る必要があるのです。 この話自体は結構聞いたことがある!という方も多いと思います。
しかしこのボールの下を蹴るということに関して注意するポイントが あります。そのポイントを意識できていないことから下を蹴るという意識でボールを蹴ったとしてもロングキックが飛ばないということが起きてしまいます。
そのポイントというのはボールの打ち出し角度です。仮にボールの下を蹴れていたとしてもこの打ち出し角度がいまいちだと良い軌道でボールは飛んでいきません。
サッカーボールは球体です。このボールの下を蹴ったとしてもこのように打ち出し角度をどうするかによって軌道は変わってくるのです。
ロングキックを遠くに飛ばすというのであればボールの下を蹴り、なおかつ打ち出し角度が上に向くように意識しましょう!
反対にボールの下を蹴ったとしても打ち出し角度がこのような角度だとよい軌道では飛んでいかないのです。
ロングキックが飛ばない、浮かない原因③ 力がずっと入ってしまっている
ボールを遠くに飛ばさなきゃといった感情からついつい力をずっと入れた状態で蹴ってしまうというケースが多いのですが結論から言うと力をいれる瞬間というのはインパクトの瞬間、足をボールに当てる瞬間、もしくはその少し前だけで大丈夫です。
とはいえ、力まないでキックをするんだといっても改善されるケースはまれです。力を抜きすぎてへにょへにょなキックになってしまうというのもよくあるエラーです。
これらの練習方法としておすすめなのがゴールネットやネットなどのすぐちかくからボールを蹴るといったものです。
力んでしまう原因として大きな要因を占めるのが冒頭でもお話した遠くに飛ばさなきゃというメンタル的な側面です。
そのメンタルブロックを外すためにこのトレーニングがおすすめです。まず、絶対届くという近い距離から蹴り、徐々に距離を遠くしていきましょう!
注意点としては最初から力の抜き方を意識するということです。近くの距離で蹴るときは簡単に届くのでついついいつものキックをしてしまいがちです。
そうではなくこのトレーニングの目的をしっかりと意識し、力を抜いたキックを行えるようにしていきましょう! このトレーニングの目的は力まないでキックを行いたいというものです。
ロングキックが飛ばない、浮かない原因④ インフロントに当てられていない
一番当てるべき足の箇所はここになります。この箇所をインフロントいいます。
練習方法としてはまずはそのポイントにボールを当てる意識を向けることが大切になってきますので、ボールを落としてインフロントに当てる、どこに当てればいいかというのを身体で覚えるというのが目的になります。
その感覚を掴んできたら次はキックする動きでおとしこめるようにボールを置き、それにインフロントを数回当ててキックを行うようにしてみましょう!
ロングキックが飛ばない、浮かない原因⑤ まっすぐ助走をとっている
これも小学生にとても多いエラーとなっています。
2つ目と4つ目を思い出してください。ロングキックを遠くに飛ばすためにはインフロントでボールの下かた打ち出し角度をななめに蹴る必要があるのです。
ボールに向かってまっすぐ助走をとった場合、これらを実践するにはかなり窮屈なキックになってしまいますよね? ですのでまっすぐ助走をとるのではなく、少し斜めに助走をとりましょう。
そうすることでボールの下に足を入れやすく、またインフロントに当てることもスムーズにできるようになります。
年代別ロングキック習得法
子どもから青少年へとステップアップしていく中でのロングキックの習得法を、年代別に解説します。
少年サッカー練習: 小学生向けロングキックのコツ
小学生の選手がロングキックを習得するためには、まずは正しい姿勢と蹴り方の基本をマスターすることが大切です。キックの際には、ボールへの正確なフォームと力の加減を意識し、繰り返し練習することで、次第に距離と正確性を伸ばしていきます。
中学生のロングキック:練習方法と筋力アップ
中学生になると、体の発達が進み、それにあわせたキックの力も強くなります。筋力をしっかりとつけるためのトレーニングと共に、キックの技術を高める具体的な練習方法を組み合わせることが重要です。筋力トレーニングを行いつつ、正しい技術の習得に努めましょう。
サッカー中学生平均としての飛距離の目安
サッカーをしている中学生が目指すべきロングキックの平均飛距離は、少なくとも30メートルから40メートルは飛ばすことを目標にしましょう。この距離をクリアするためには、正しい蹴り方と連続して練習を重ねることが不可欠です。飛距離を伸ばすためには、技術だけでなく体力も同時に鍛えることが求められます。
サッカーキック精度練習: 中学生の技術向上
キックの精度を向上させるためには、目標物を定めて繰り返し練習することがポイントです。中学生の場合、ロングキックの精度を上げるためには、正確なフォームの習得と力のコントロールを意識した練習が必要になります。具体的には、ターゲットを設置し、そのターゲットに向かって何度もキックを行い、コツと感覚を掴むようにします。
プロフェッショナルの技術を学ぶ
プロ選手のロングキックは、驚異的な技術を要します。その技術を学ぶことで、自身のプレーに活かすことができるでしょう。
エデルソンとギネス記録のロングキック分析
ブラジル代表のゴールキーパー、エデルソンのギネス記録を達成したロングキックには、独自のテクニックが取り入れられています。その分析を通じて、自身のロングキックの改善点を見つけることができます。
マーカーを使った正確な蹴り方: プロの練習メニュー
プロ選手が行う練習メニューには、マーカーを使った正確な蹴り方のトレーニングがあります。マーカーを使って目標を定め、蹴り方の精度を高めましょう。
画像と動画で見るプロのフォーム分析
プロ選手のフォームを画像や動画で分析することで、自身のフォームの改善点を見つけることができます。正しいフォームを身につけることで、より効果的なロングキックが可能となります。
サッカー フォームの違いが生む効果
ロングキックにおけるフォームの違いは、蹴り方やボールの軌道に大きな影響を与えます。選手の個々のフォームに合わせて練習を行い、効果的なキックを身につけましょう。
ロングキックでよくある悩みとその解決策
ロングキックには様々な悩みが付きものですが、適切な解決策を見つけることで克服することが可能です。
なぜ飛ばない? 地面を蹴る技術の重要性
ロングキックでボールが思い通りに飛ばないと感じる時は、地面をしっかり蹴る技術が不足している可能性があります。地面との接点を意識して蹴ることで、飛距離を伸ばすことができます。
サッカー キックの精度を上げる: 基本と応用
キックの精度を上げるためには、基本的な蹴り方の習得が欠かせません。また、実践を通じて様々な状況に対応できる応用力も重要です。
助走や膝下、股関節の動き方で改善できるポイント
ロングキックの際に助走や膝下、股関節の動き方を見直すことで、キックのパワーや正確性を向上させることができます。動きの正確さを重視したトレーニングを行いましょう
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