スルーパスとは?意味や効果的な使い方を徹底解説!|サッカー用語解説

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スルーパスとは?

スルーパスとは

スルーパスとはパスの一種類を指す用語です。味方の足元に出すパスではなく、相手と相手の間、相手の裏(後ろ)にあるスペース(誰もいない空間)にパスを出して、ボールが転がってる間に受け手に移動して取ってもらうパスです。

パスの出し手と受け手の意思疎通が必要不可欠なので難易度が高い分、パスが通るとよりゴールに近い位置でボールをもらえる、スピードにのってボールをもらえるといったメリットが多くあります。

スルーパスの語源は?

スルーパスの語源は調べてもでできませんでした。

本来の英語では「penetrating pass」。penetratingとは貫通するという意味です。この単語が日本に伝わる過程で和製英語のスルーパスとなったようですが誰が言い出したかは定かではないですね。

スルーパスを言い出したのはかまいたち山内?

かまいたちの山内さんは過去に「小学5年生のときにスルーパスを最初に言い出したのは俺だ。当時は間を通すパスと呼ばれていた」と発言しています。

しかしすぐさま相方の濱家さんに「もうあったわ」とツッコまれていました笑

このように俺が言い出した!という人は結構いるのかもしれませんね。

スルーパスを成功させる3つのコツ

スルーパスのタイミングを意識する

スルーパスではボールを出すタイミングがとても重要になります。走ってくる味方に合わせるのでパスを出すタイミングが早いと味方が追いつけない、反対にパスを出すタイミングが遅いと味方が走った後ろをボールが通過してしまう、オフサイドになってしまう、減速せざるをえなくなるなどの状況に陥ってしまいます。

味方によって足の速さも変わってくるので「ここだ!」というタイミングでスルーパスを出すのが大切になってきます。

味方の動きを見る

次に大切なのは味方の動きを見ることです。スルーパスは出し手と受けての意思疎通ができていないと成立しません。例えば味方が足元でボールを受けようとしているのにスルーパスを出したら当然通りませんし、味方が斜めに走っているのに縦の方向にスルーパスを出しても上手くいきません。

味方がどの位置でどのタイミングでパスをほしがっているのかしっかりと見ることが大切になってきます。

相手DFの位置や体勢を見る

味方だけでなく相手の位置と体勢を見るのも重要です。せっかく出したスルーパスも相手にカットされてしまったり、味方より先に相手に取られてしまうと意味がありません。

相手がどこにいるのか、そしてどっちの方向に体勢が向いてるのかをしっかり認識しましょう。

コツとしては相手の後ろ側にタイミングよくパスを出すと成功しやすいです。相手は後ろ向きに走れないため体勢を変える必要がありますのでより味方が有利にボールを受けられます。

スルーパスが上手い選手の4つの特徴

パス技術が高い

当たり前ではありますが必須となってくるのパスの技術です。狙ったとこに出す技術はもちろん、味方が取りやすいボールの強弱、回転なども狙って蹴ることができるとよりよいスルーパスを出すことができます。

周辺の認識能力が高い

スルーパスが上手い選手は周辺の認識能力、いわゆる周りの状況を把握する力が高い場合が多いです。味方の位置や相手の位置、味方の動き出しなどを把握しているからこそ良いスルーパスが出せるのです。

サッカーIQが高い

またスルーパスが上手い選手はサッカーIQが高い傾向にもあります。サッカーIQというのはサッカーへの理解度と捉えていただいて大丈夫です!サッカーIQが高い選手はいわゆるかしこいプレーができるので、相手が嫌なところに的確にパスを出すことができるのです。

味方からの信頼がある

最後に味方からの信頼があるか否かです。味方から信頼のある選手がボールを持つと、「この選手からはボールが来る」と思って受け手が動き出してくれます。反対に信頼のない選手だと「どうせパス来ないし」と動き出しが消極的になってしまうケースがあります。

まずは「あいつからはいいパスが来る」と信用してもらえるように練習から取り組んでいきましょう。

【まとめ】スルーパスはサッカーにおいて必要不可欠

ここまで解説してきたようにスルーパスはサッカーにおいて必要不可欠な欠かせないものです。スルーパスを使いこなせるように今回解説したスルーパスが上手い選手の4つの特徴を満たせられるように取り組んでいきましょう。

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